2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧
日中戦争関連の本を読み進めているのですが、こちらの本は日本戦犯の管理所長の回想です。日本戦犯についてはもう少し本を積み重ねてから書きたいので今回ははしょりますが、満州国、清王朝末期を支えた満州人の戦犯の話が興味深く、他では情報があまりない…
朝ドラ「おちょやん」で若葉竜也くんのファンになり、「若葉くん」が出演しているからたまたまこの二つの映画を見たのだ。ほんとにたまたまだ。空き時間があるから映画を見よう、若葉くんが出ているからこの映画でも見るか。そんな軽いノリで見ただけなのだ…
三回、見に行ってしまった。一回目は凪沙の物語をとして圧巻のストーリーを、二回目は一果に寄り添って、三回目でようやく全体を見通しながら。毎回、感動して放心してしまう映画でした。 midnightswan-movie.com 一言で語るのは難しい映画ですが、何度見て…
※20210601 中西功記事追加 ,西里龍夫の情報追加 ※20210531 西里龍彦、中西功の部分を追加 ーーーーーーーーーーーーーー たまたまブックオフで見つけたこの本を読んだらとても面白かったのだ。日本人が上海で設立したビジネスマン育成の大学であり、愛知大学…
こんな知事がいたのか。軍部が絶対の時代、「軍民一体」を推し進める軍に対し県民の命を重視した。「県庁解散」という手法で軍命から職員と県民を解放する。驚きました。 ikiro.arc-films.co.jp 【ネタバレ注意】 太平洋戦争末期、1945年1月に沖縄県知事に…
竹宮惠子の『少年の名はジルベール』(以下、竹宮自伝)は、萩尾望都への嫉妬心を暴露したことで有名になりましたが、私としては学生運動が少女マンガ家に影響を与えていたことに驚きを禁じ得ませんでした。これまで、いわゆる花の24年組のコミックを読ん…
以前に花の24年組、大泉サロン、少女マンガ革命について情報収集してブログにまとめたが、その後、本を読み込み更に詳しく分かってきたので比較したものをまとめたい。 【情報収集】萩尾望都、竹宮恵子、増山法恵 - kyoyamayukoのブログ 大泉サロンの由来 竹…
萩尾望都の『一度きりの大泉の話』が話題ですが、「大泉サロン」が解体され、竹宮恵子、増山法恵、萩尾望都の三人の関係も変化する。竹宮本によれば大泉長屋の契約更新の時期が来たので「よい機会」と考えて新居を決めたのだ。もちろん、竹宮恵子にとっては…
■追加情報 20211007 竹宮惠子さんのblogで増山法恵さんが亡くなったことを知りました。お悔やみ申し上げます。2021年6月30日に永眠されました。原因は不明だそうです。1日におきに介護士が来ていたそうで、様々な病気を抱えていたそうだ。竹宮惠子のblogの…
「弱者男性」論は近代思想の「自立/自律した個人」モデルから排除された、疎外された「何か」だとするならば*1、自立した個人では「ない」生き方は社会を変えていくことができるのだろうか。 大きな山は変わらない姿であり続けるかもしれないが、少しずつ土…