2021-01-01から1年間の記事一覧
以前に花の24年組、大泉サロン、少女マンガ革命について情報収集してブログにまとめたが、その後、本を読み込み更に詳しく分かってきたので比較したものをまとめたい。 【情報収集】萩尾望都、竹宮恵子、増山法恵 - kyoyamayukoのブログ 大泉サロンの由来 竹…
萩尾望都の『一度きりの大泉の話』が話題ですが、「大泉サロン」が解体され、竹宮恵子、増山法恵、萩尾望都の三人の関係も変化する。竹宮本によれば大泉長屋の契約更新の時期が来たので「よい機会」と考えて新居を決めたのだ。もちろん、竹宮恵子にとっては…
■追加情報 20211007 竹宮惠子さんのblogで増山法恵さんが亡くなったことを知りました。お悔やみ申し上げます。2021年6月30日に永眠されました。原因は不明だそうです。1日におきに介護士が来ていたそうで、様々な病気を抱えていたそうだ。竹宮惠子のblogの…
「弱者男性」論は近代思想の「自立/自律した個人」モデルから排除された、疎外された「何か」だとするならば*1、自立した個人では「ない」生き方は社会を変えていくことができるのだろうか。 大きな山は変わらない姿であり続けるかもしれないが、少しずつ土…
フェミニズムは、近代思想が前提とする「自立/自律した個人」モデルが女性を排除した抽象的な概念であることを明らかにしたのですが、実は一部の男性にとっても、特に「弱者男性」にとっても同じことが言えるのだと気づきました。この「自律した個人」モデ…
2.0ってもはや死語ですか? 「母性」の語りのレンジを広げるために、フェミニズムが到達した母性批判を超えて再構成するときがきたのではないだろうか。 それは単に「母性」、女性に「だけ」関わる話なんかではない。ケアの倫理は、近代思想の基盤にある「自…
さようなら ぼくもういかなきゃなんない すぐいかなきゃなんない どこへいくのかわからないけれど さくらのなみきのしたをとおって おおどおりのしんごうでわたって いつもながめているやまをめじるしに ひとりでいかなきゃなんない どうしてなのかしらない…
目から鱗が落ちた本。 「毒親」の正体―精神科医の診察室から―(新潮新書) 作者:水島広子 発売日: 2018/03/23 メディア: Kindle版 気持ちのやりとりができない父親のことは少女時代から違和感を感じていた。そのせいもあってか家族問題や親子関係の本を多数…
ケアの倫理について分かりやすくまとめてあり、勉強になったので概念を整理したい。 「第1章 母性研究の戦略とケア・フェミニズム」から引用してまとめる。 3 ケアー女性の経験と思考の可視化[23-27] 母性研究は母性と近代的自我を対置。本署ではケアの倫…
すごい本でした。 今まで読んだ「心の病気」関連の本の中でこれ以上にわかりやすい本はないのではないだろうか。中学生向けの本ですが、大人が読んでも十分読みごたえがあります。わかりやすいのに奥行きがあります。 心の病気ってなんだろう? (中学生の質…
読書メーターの感想がたまり、氾濫しはじめたのでまとまりをつけるためにはじめる。本をランダムに読んでいるが、ある種の志向性があるため、なんとなくテーマを追求しつつも広がりが出てきて把握できなくなってきてしまった。年を取ったので忘却防止を兼ね…